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妊娠時の注意点

妊娠時の注意点

 妊娠中はホルモンの影響で、寝不足気味になる人もいます。

昼間に1時間ほど昼寝をすると効果的です。

つわりの度合いにもよりますが、無理のない範囲での適度な運動はお勧めです。

もしお腹の張りがある場合はすぐに横になりましょう。少し休めば収まります。

張りが続くようなら、念のため受診しましょう。

妊娠中は、バランス感覚や反射神経が鈍ります。

自転車に乗ったり、車の運転には十分気をつけましょう。

妊娠中に自転車に乗ったからといって、直接赤ちゃんへ影響するわけではありませんが、振動があるので、お腹の張りを引き起こす可能性があります。

転んだり事故が起きる危険性もあるので、できるだけ控えて、歩くことをお勧めします。

 また、妊婦にとって風疹は要注意です。妊娠初期に風疹にかかると、赤ちゃんに影響することがあります。

ほとんどの人は過去にかかっているか、予防接種を受けているはずですので、抗体はあると思います。

もし、不安があるようなら、担当医に相談してみましょう。

妊娠しホルモンバランスが崩れると、その影響で虫歯になりやすくなります。

虫歯治療の際に使う局部麻酔やレントゲンは、特に問題はありません。

ただし、妊娠中の場合、使用する薬を変えることがありますので、必ず医師に妊娠中であることを告げましょう。

妊娠中だからといって特別な生活をする必要はありませんが、気をつけることはたくさんあります。

 お腹の赤ちゃんの成長を大切にしながら、無理のないマタニティライフを楽しみましょう。

 

●流産について

 妊娠初期(2~3カ月)は、注意が必要な時期だといえます。

 特に過去に流産したことのある人や中絶したことのある人、長期間妊娠しなかった後に妊娠した人は流産しやすい状態にあるので、重い物を持ったり、下腹部に力の入ること、しゃがんでする仕事、精神的に負担のかかることなど無理なことは避けましょう。

また、妊娠すると便秘しやすくなりますが、下剤・浣腸などは危険なので避けてください。

流産はくせになりやすく、いったん流産のくせがついてしまうと毎回妊娠するたびに流産しやすくなりますので、出血や腹痛のあったときは直ちに医師に相談してください。

 

●つわりについて

つわりも初期の症状ですが、胸がムカムカする、吐き気、食欲不振、唾液の分泌が増えるなどが見られます。

 ひどい人になれば食べ物はもちろん、水やお茶さえも受け付けなくなる人もいます。

つわりのはじまる時期、終わる時期は人によって全然違ってきます。

早い人ならつわりによって妊娠に気付く事もあります。

 3、4ヶ月の頃に1週間程度のつわりで終わってしまう人もいれば、出産するまでつわりの症状が改善しない人もいます。

 あまりヒドイときには実家に帰って、両親に診ていてもらうのが良いでしょう。

ただ個人差があるので、全く平気な人もいます。

つわりの期間中に食べられなくても、栄養が足りなくなると心配する必要はありません。

胎児はお母さんから必要なだけの栄養を奪っても成長していくものです。

つわりの間は好きなものだけを食べたいだけ食べたい時に食べていいのです。

 

●栄養について

妊娠中期になると、ウソのようにつわりも収まり、食欲がわくようになりますが、食べすぎないように要注意です。

つわりが治って食欲がでてきたら、なるべく上質のたんぱく質 (卵、肉、魚、貝類、豆など)の量を増やし、その他の栄養素、特に炭水化物(ご飯、うどん、パン、甘い物などはとりすぎないようにしましょう。

 また、塩分を食べたいだけとっていると妊娠中毒症になりやすくなりますので、少し控えめにしてください。

 

 ●薬の服用・レントゲン検査について

 サリドマイドによる「あざらし奇形」の発生以来、薬の服用が特に恐れられるようになりました。

 薬の服用は、必ず医師に相談するようにしてください。

これは一般に妊娠していない時から心得ておくべきですが、予定月経の前2週間は心配のある薬の服用およびレントゲン検査は避けましょう。

 

 ●性生活について

妊娠中の心の不安定を落ち着かせるためにも、夫婦の心とからだのつながりは大切なことですが、妊娠全期間を通して性交により、感染の機会が増え、子宮収縮がおこりやすくなります。

 深い挿入や強い運動、早い運動は避け、静かにいたわりをこめて、おなかを圧迫しないような体位を工夫し、時間も短くしましょう。お互い無理なく満足できる方法を考えることが大事です。

特に妊娠11週(3ヶ月)頃までと、36週(10ヶ月)以降はなるべく控えましょう。